リンガーハット佐賀工場は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町にあります。吉野ヶ里町は、脊振(せぶり)山地と佐賀平野の二地域からなり、自然環境に恵まれた人口16,000人ほどの町です。佐賀工場の近郊には、日本最古で最大の遺跡、吉野ヶ里遺跡があります。吉野ヶ里遺跡からは、紀元前3百年前に魏志倭人伝に記された、卑弥呼が治めたとされる邪馬台国の様子とそっくりな建物跡などが見つかっている歴史の町でもあります。
佐賀工場の玄関は、リンガーハット創業の地の長崎の観光名物の「眼鏡橋」をイメージしてつくられました。郷土の雰囲気を大事にしたこのおしゃれな門構えは、佐賀工場で働くみんなのちょっとした自慢でもあり、工場を訪れるお客様や運送会社の運転手さんの評判も上々です

野菜
リンガーハットと言えば、国産野菜。お客さまに安心しておいしい国産野菜を食べていただけるよう、工場では日々、ちゃんぽんなどに使用する新鮮な野菜の加工がおこなわれています。 ちゃんぽんの具などを切ったり、洗ったり、パックして冷凍したりもしています。

ちゃんぽんの具材
ちゃんぽんの具材の数種類は、1人分ずつに分けて、お客さまへ提供する量の不公平がないようにしています。 また、お店でお客さまをお待たせすることなく料理を提供できるよう、調理時間を短くするための工夫がされています。

肉の加工
濵かつのとんかつ用の肉の加工や、梅しそ巻など、肉の加工は人の手で行っています。肉の加工にもさまざまな工夫が凝らされています。 例えば、肉の種類を間違えないように「国産の肉は赤いラインの袋」など、誰もがすぐに見てわかるようになっています。 ベテランの人は、必要な重量の肉をほぼ一度でミスなく切って、分けていくのです。衛生管理も完璧で、冷蔵庫の中くらいの温度の部屋でみなさん、お仕事をしています。

チャーハン
テレビ取材などでもおなじみの、リンガーハットのチャーハンライン。 60個のジャーがターンテーブルの上を60分かけて1周し、炊き立てのごはんが完成します。1分ごとに炊き上がってくるごはんを、 チャーハン担当のベテランさんが、とてつもないスピードで具材を炒めて混ぜていきます。 その凄さに、見ていて溜息がもれるほど・・・

ドレッシング
リンガーハット、濵かつのドレッシングも工場で作られています。お客さまから「ぜひ、販売してほしい!」という声が殺到している「生ドレッシング」もここで作られています。 たまねぎや人参などの新鮮な野菜を細かくし、分量をおたまで計量しながら手作業で混ぜあわせて袋詰めをしていきます。 この手間暇のかかる工程こそが、美味しさのヒミツなのです!

ちゃんぽん麺
ちゃんぽんの命である麺。ここでは、冷凍麺を作っています。小麦粉を練る、生地を伸ばす、麺帯を細く切る、ゆでる、という工程がオートメーションで流れていきます。 ここでのラインの長さは、全体で15メートルにもおよびます。敷地面積を有効活用できるように、上の空間(高さ)をうまく使って、2階建て、3階建てのような構造でラインが流れていくのです。

ぎょうざ
ぎょうざも、ここ佐賀工場で生まれます。無駄のないシステマチックなラインですが、最終工程ではきちんと人の目でぎょうざの検査を行い、形が悪いものなどは人の手で振り分けていきます。 ここでは毎日、約15万個のぎょうざを作り、出荷しています。

揚げかまぼこ
ちゃんぽんの具にしか使われていないなんて、もったいない!と思うほど、工場内で香ばしい香りを漂わせているのが揚げかまぼこライン。 材料を練る、すり身をのばす、蒸す、揚げる、切る、という工程が1つのライン上を流れていく様は圧巻です。 出来たてを食べた人は、「ビールのおつまみにもそのままいけるくらい絶品!」と言っていました。

配送
物流倉庫も兼ねた佐賀工場。綿密なロジスティクスシステムやトヨタ生産方式の考え方を取り入れた効率の良い物流を行っています。
工場紹介

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